塗装設備にダクトが必要なわけとは
こんにちは!愛知県岡崎市に拠点を設け、工場をメインに商業施設などで使われるダクト製作、ダクト工事、製缶などの業務を手掛けている有限会社大本工業です。
塗装作業を行う工場では、塗装設備があります。
そして、塗装設備にはダクトの設置が必要なのですが、その理由をご存じでしょうか。
今回は塗装設備になぜダクトが必要なのかご紹介いたします。
塗料から発生する紛じんの拡散防止
塗装スプレーなどで塗料を使用すると「塗料ミスト」という霧状の塗料が飛散します。
塗料ミストは、時間が経過すると紛じんに変わって浮遊します。
そして塗料ミストからできた紛じんが製品の塗装面に付着すると、見た目を悪くしたり、塗料の剥がれを起こしたりして、品質の低下を招いてしまうのです。
また、紛じんを吸い込む、皮膚につくなどして、作業者の体調の悪化を起こす恐れもあります。
そして、上記のトラブルを防ぐのに役立つのが塗装設備に設置される「ダクト」です。
ダクトがあることで排気効率がアップするので、設備の換気が適切に行われるようになります。
悪臭の充満防止
塗装作業で使われる塗料は特有のニオイがあるので長時間嗅ぎ続けると体調不良を招く危険性があります。
そのため、塗料特有の悪臭が充満しないように、施設の換気効率には配慮しなければなりません。
また、塗料の種類によっては毒性があるため、使用にあたっては「施設内を清潔に保つ」などの厳しい条件を設けられている場合もあります。
このように塗装設備の換気効率を上げて悪臭の充満を防ぎ、施設内を清潔に保つためにダクトが必要になるのです。
異物の侵入防止
塗装設備のダクトには紛じんの拡散防止の目的があるとお伝えしましたが、ホコリなどの異物の侵入を防ぐ目的もあります。
紛じんの拡散を防ぐのは製品の塗装面に紛じんが付着するのを防ぐためですが、異物の侵入を防ぐのも同様の理由です。
ダクトにはフィルターがついており、ホコリが塗装設備内に侵入するのを防いでいます。
また、換気効率を上げれば埃が侵入したとしても、紛じんと同様に室外に排出されるため、品質の低下を防げるのです。
有限会社大本工業へご相談ください!
有限会社大本工業では、ダクト製作、ダクト工事、製缶などの業務を承っております。
塗装設備の設置にあたって、ダクト工事が必要な際は、経験豊富なスタッフがそろう弊社までご相談ください。
また、塗装設備に設置されるダクトは少しずつ塗料ミストや紛じんが蓄積して排気効率が落ちるため、使い続けられるわけではありません。
長年使用している塗装設備のダクトのメンテナンスを行う際も、弊社をご検討ください。
数多くの実績により磨き抜かれた技術で最高の施工をご提供します。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。