コラム

column

ダクトのトラブルを防ぐための施工方法をご紹介

こんにちは!愛知県岡崎市に拠点を構え、工場や商業施設、飲食店の厨房などで使われるダクト製作、ダクト工事、製缶などのご依頼を承っている有限会社大本工業です。
ダクト工事では施工のミスにより騒音などのトラブルを招いてしまうことがあります。
今回は、騒音をはじめとするダクトのトラブルを防ぐ施工方法をご紹介いたします。

振動はたわみ継手で防ぐ


空調機や送風機などの機器と接続しているダクトは、振動してしまうことがあります。
ダクトの振動は上記の機器とダクトを直接接続することによって起こるので、たわみ継手というダクトを用いることで対策が可能です。
たわみ継手は合成繊維やゴムといった柔軟性のある素材を用いて製作されています。
そのため、たわみ継手をダクトと機器の間に設置することで、機器で発生した振動を吸収できるようになり遮断できるようになるというわけです。
また、どんな素材のたわみ継手を使うかは現場によってさまざまです。
例えば、耐薬品性を求められる現場で使われるたわみ継手は、ガラス繊維にフッ素樹脂コーティングが施されたものが使われます。

騒音の解消には消音器

ダクトで発生するトラブルは、振動だけではありません。
接続する機器によって騒音が発生してしまうこともあります。
振動は上記のたわみ継手で対策できますが、騒音はたわみ継手で抑えきれる場合と抑えきれない場合があります。
たわみ継手を用いても抑えきれない騒音の対策に役立つのが「消音器」です。
消音器には、グラスウールなどの騒音を吸収する消音材が詰められており、ダクト間に施工することで騒音対策ができます。

難しい施工はフレキシブルダクトで対処

ダクト工事の現場は幅広いので、時には通常の継手では施工できない現場にも遭遇します。
その施工が難しい現場で役立つのがフレキシブルダクトという蛇腹状のダクトです。
フレキシブルダクトはある程度自由に曲げることができ、特殊な現場にも施工できるようになっています。
例えば、狭い天井裏に施工が必要となっても、通常の継手が設置できないときは、フレキシブルダクトの出番です。
フレキシブルダクトにもさまざまな材質があり、騒音対策が必要な場所や保温性が必要とされる場所など、現場に合った材質のものを用いて施工を進めます。

有限会社大本工業へご相談ください!


有限会社大本工業は、ダクト製作、ダクト工事、製缶などの業務に取り組んでいます。
飲食店や工場などでダクト工事が必要な際は、ぜひ弊社までご相談ください。
数多くの現場を経験したスタッフが最適な提案と施工をいたします。
さまざまなダクトを用いて、徹底したトラブル対策もいたしますので安心してお任せください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。