厨房排気ダクトにはどんな役割があるの?
こんにちは!
愛知県岡崎市を拠点として、東海3県を中心にダクト工事や製缶工事を手掛けている有限会社OMOTOです。
飲食店や施設の厨房では、調理中に発生する煙や蒸気、油を含んだ空気を屋外へ排出するために、厨房排気ダクトが設けられています。
普段は目にする機会が少ない設備ですが、厨房内の空気環境を整え、調理によって発生する排気を適切に処理するうえで重要な役割を担っています。
今回は、厨房排気ダクトを構成する設備の役割や、適切に機能させるために知っておきたいポイントについてご紹介します。
グリスフィルターで油脂を捕集する

厨房で調理を行うと、煙や水蒸気だけでなく、油を含んだ空気も発生します。
特に油を多く使用する調理では、油脂を含んだ排気が発生するため、厨房排気設備では油脂対策が重要です。
グリスフィルターは、レンジフードなどの排気口付近に設置され、排気に含まれる油脂を捕集するための設備です。
油脂がフィルターなどに蓄積すると、排気性能の低下につながる可能性があるため、設備の状態を定期的に確認し、必要に応じて清掃することが大切です。
「厨房内の煙がなかなか抜けない」「排気の状態が以前と違う」といった場合には、フィルターの汚れだけでなく、排気ファンやダクトなども含めて設備全体の状態を確認する必要があります。
防火設備によって火災の拡大を抑える
厨房排気ダクトでは、火災が発生した場合にダクトを通じて火炎や煙が広がることを防ぐため、防火ダンパーなどの防火設備が設けられることがあります。
防火ダンパーには、温度ヒューズなどを利用して、設定された温度に達した際にダンパーを閉鎖する仕組みのものがあります。
ただし、作動温度や構造は使用する製品や設備によって異なるため、一律に特定の温度で作動するとは限りません。
また、厨房排気設備では油脂がダクトや関連部材に付着・蓄積することがあるため、火災予防の観点からも定期的な清掃や点検が重要です。
防火設備に不具合があると、火災発生時に本来の機能を発揮できない可能性があります。
厨房を安全に使用するためにも、設備の状態を確認し、必要な点検やメンテナンスを行いましょう。
排気ファンと駆動部が厨房の空気を屋外へ送る
厨房で発生した煙や蒸気を屋外へ排出するためには、排気ファンによって空気を動かす必要があります。
排気ファンは厨房排気設備の重要な構成機器の一つで、適切な換気を行うためにはファンが正常に作動していることが大切です。
ベルト駆動方式の排気ファンでは、ファンベルトの摩耗や張り具合なども確認する必要があります。
また、油脂や汚れがファンに付着すると、性能低下や機器への負担につながる場合があります。
厨房の換気状態に異常を感じた場合には、フィルターだけでなく、排気ファンやベルト、ダクトなど設備全体を点検することが重要です。
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