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解説!スパイラルダクトのメリット・デメリット

こんにちは!愛知県岡崎市にて、ダクト工事やダクト製作、製缶工事などのご依頼を承っている有限会社大本工業です。
角ダクトやフレキシブルダクト、スパイラルダクトなど、ダクトの種類は豊富です。
ダクトは、メリット・デメリットを考慮して、現場に応じて適切に施工されます。
そのため、ダクトごとのメリット・デメリットを知りたいという方もいるのではないでしょうか。
今回は、スパイラルダクトにフォーカスをあてて、メリット・デメリットをご紹介いたします。

メリット


スパイラルダクトは、鋼やステンレスといった金属の板をらせん状に巻いて円形に成形することで製造されるダクトです。
このダクト自体の厚さが薄いため、重さも非常に軽いという特徴があります。
軽量な分、材料費や施工費といった設置にかかるコストが削減できる点がメリットです。
また、軽量ながらもらせん状の金属の板がダクトを補強する役割をかねているため、弾性や強度に優れています。
このように、コスト面でも機能面でも幅広い現場で生かせるという特徴は、スパイラルダクトのメリットといえるでしょう。
更に、ダクト同士の接続が容易に行えるなど、施工を進めやすいのも魅力といえます。
スパイラルダクトは、さまざまな魅力があるダクトなのです。

デメリット

スパイラルダクトのデメリットは、溶接角ダクトなどに比べると製作が難しいという点です。
溶接角ダクトなどは、ダクト同士を溶接により繋ぎ合わせるため、短いダクト同士を繋いで長さを出すことができます。
また、規格が決まっているダクトも多いため、汎用性が高いです。
しかし、スパイラルダクトで長さを出したい場合は、設計の段階から長さを決めてつくることが求められるのです。
ただし、製作が難しいということはメリットにもなりえます。
例えば、スパイラルダクトは最初から長くつくる分、接続する必要はなく、継ぎ目も発生しません。
内面の仕上がりを滑らかにできるため、摩擦が起こらず流体をスムーズに運べるようになります。

幅広い用途

軽量でコストがかからない・弾性が高いという点から、スパイラルダクトは用途が幅広いです。
産業用建物の集塵ダクトといった専門的な場所はもちろん、集合住宅の水回りなどでも用いられます。
このように、設計の自由度が高く、現場に合わせてつくれる点が幅広い用途に適しているポイントです。

大本工業へご相談ください!


有限会社大本工業では、ダクト製作やダクト工事などのご依頼を承っております。
経年劣化したダクトをスパイラルダクトに変更したいなど、お客様のご要望に応える施工に尽力いたします!
これまでの豊富な経験を生かして、高品質な施工をご提供いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。