教えて!製缶工事で材料選びが大切な理由
こんにちは!愛知県岡崎市にて、ダクト工事やダクト製作、製缶工事などを手掛けている有限会社大本工業です。
製缶では、鉄やステンレスなどの材料が用いられています。
そして、用途に応じて材料を選ぶことが重要です。
しかし、同じ金属を使うのであれば、細かく選ぶ必要はないのでは?と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、製缶工事で材料選びが大切な理由をお伝えします。
製缶工事の材料はさまざま
製缶工事とは、ステンレスなどの金属板を加工し、構造物をつくる工事です。
有限会社大本工業では、プラントなどで使用される気体や液体などの貯蔵を目的とした、タンク、水槽のほか、架台フレームといった金物の製造などを請け負っております。
また、製缶工事で使われる材料はさまざまです。
弊社では、主にステンレスや鉄による製缶工事を承っておりますが、アルミニウムなどを用いて製作するケースもあります。
製缶工事においては、都度お客様のご要望をヒアリングし、幅広い材料から最適なものを選ぶことが大切です。
材料ごとの特性
製缶工事で材料選びが大切な理由は、材料ごとに特性があるからです。
使用する材料によって耐食性や加工のしやすさなどが変化するため、ご要望通りのものを仕上げるためには、最適な材料を選ぶ必要があります。
また、材料によってかかるコストも違うため、性能とコストのバランスを考慮してプランを練ることが大切です。
例えば、ステンレスは耐食性に優れた錆にくい金属ですが、かかるコストが大きい材料になります。
製缶工事において、全ての材料をステンレスにすることで、コストが膨大なものになってしまうのです。
そのため、重要な部分はステンレスで一部を鉄にするなど、バランスよくつくり上げることも大切です。
特性を理解して材料を選択することで、理想的な製缶工事を実現できるでしょう。
工程ごとの注意点
材料によって、加工のしやすさが変化するため、工程ごとに注意点があります。
例えば、ステンレスは鉄と比べる溶け込みやすく、温度管理が難しい素材です。
そのため、薄板のステンレスを加工する際に、歪みが発生してしまうこともあるのです。
また、アルミニウムはステンレスのような柔らかさがないため、曲げ加工で割れてしまうケースがあります。
このように、加工の工程ごとに注意点があるため、材料選びにこだわることが大切です。
大本工業へご相談ください!
有限会社大本工業では、ダクト工事や製缶工事などのご依頼に対応しております。
製缶工事では仕入れから施工、そして保守などのアフターフォローに対応しておりますので、安心してお任せ頂けます。
弊社では、複雑な形状のものでも柔軟に対応いたしますので、お困りの際はぜひご相談ください。
皆様からのご依頼を従業員一同、心よりお待ちしております。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。